カエサル『ガリア戦記』を読んで、カエサルの文才もすごい。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/08/10

カエサル『ガリア戦記』を読んで、カエサルの文才もすごい。

ガリア戦記 (講談社学術文庫)ガリア戦記 (講談社学術文庫)
(1994/04/28)
カエサル

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 ライフネット生命の出口さんの推薦。

 長い間積ん読になっていた。

 いわずと知れたカエサルが今のフランス、ベルギーあたりをローマの軍司令官として戦争してまわった記録。自分で書いたということになっていて、確かに、最後に補足として書き足してある第八巻という部分はいきなり、文章の勢いがなくなるので、一人で一気に書いた感じがわかる。

 出口さんの推薦、結構難しい本が多いのだが、この本は読みやすい。

 まあ、紀元前100年からぐらいの戦争だから、残虐な部分も本当はたくさんあるのだろうが、当然のこととしてほとんど書かれていない。

 おもしろいなと思った点。

(1)輜重隊の位置づけが高いこと。戦列のどこに位置づけ、どうやって守るかなど工夫している。日本陸軍よりよっぽどしっかりしている。

(2)ガリア人の部族を攻め落としたときには、武器をとりあげるとの、人質を百人単位でださせる。きっと指導者の妻とか子どもも入っているのだろう。それでもしょっちゅうガリア人は裏切ったり、再度降伏したりを繰り返している。これも結構カエサルの対応が統治のためにその部族を根絶やしにしないでローマに従わせるという姿勢がはっきりしているので、やや、ガリア人が甘えている部分がある。つまり、手当たり次第皆殺しは一切していないこと。

(3)仮設の橋を架けたり、砦を攻めるためのかなり高い櫓をつくって移動させたり、いわゆる工兵の役割が重視されている。責めにくい砦には、包囲のための堀と望楼、落とし穴とか杭がでている溝までつくって包囲している。これなんかも、日本陸軍よりすぐれている感じ。

 聞いたことはあるけど、読んだことない方、ガリア戦記よみやすいです。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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