川崎興太『ローカルルールによる都市再生』を読み直して、この佃島の手法を密集市街地再生のメインにしたらいいと思う。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/08/15

川崎興太『ローカルルールによる都市再生』を読み直して、この佃島の手法を密集市街地再生のメインにしたらいいと思う。

ローカルルールによる都市再生―東京都中央区のまちづくりの展開と諸相ローカルルールによる都市再生―東京都中央区のまちづくりの展開と諸相
(2009/05)
川崎 興太

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 以前、一度読んだときも、とてもほめた気がする。http://shoji1217.blog52.fc2.com/blog-entry-910.html

 2項道路を前提にしつつ、2mセットバックでは敷地が確保できないところでは、3項道路指定をして、街並み誘導地区計画をかける手法、同時に耐火建築物をつくるということで、個別建て替えをすすめるというのは素晴らしい手法だし、これを密集市街地の基本的手法にしたらいいと思う。

 都市計画道路ががんと抜くのは財政にしばらく余裕がある東京都ではやってもいいけど、時間がかかる、住宅局がすきな共同化も耐火建築物をつくるというのであれば、別に戸建て建て替えでもいいし、その方が将来の維持管理や建て替えが楽だと思う。

 ちなみに、よく、学者の先生が都市計画法と集団規定を一体化すべきというが、観念的でピンとこない。

 この中央区の佃島の事例なんかをみると、都市計画法と集団規定の一体化の事例として具体的に議論する価値がある。具体的には、地区計画で3項道路の指定、壁面の位置とか高さに合わせて、耐火建築物の構造まで規定できるといいと思う。

 構造なんか、市区町村の判断で地区計画に書いてしまってもいいのではないか。建築条令にも位置づけてしまえばいいと思う。

 それから、特定行政庁の認定とか手続きをさらにかぶせているけど、すくなくとも、街並み誘導型地区計画のように、詳細に建築物の形を前提にして都市計画ができているのに、特定行政庁が判断する部分は実際には何もないのではないか。

 民間指定機関で素通りがいやなら、街並み誘導型地区計画の中に「例えば建築確認の前に区に設置したデザイン会議の審査を受けること」といったもっと景観に配慮するといったまじめな目的のための手続きを書き込めばいいと思う。

 地区計画に構造の制限をいれるとか、デザイン会議の審査の部分は市区町村の運用でできるが、3項道路指定と地区計画を一体化するとか、特定行政庁の認定をはずすとかは、法律改正がいる。こういう部分は、もっと都市計画と建築基準法が一つの制度として一体化すべき部分だと思う。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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