安達正勝『物語 フランス革命』を読んで、純粋で超まじめな性格の人間がトップになると恐怖政治になると知る。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/08/16

安達正勝『物語 フランス革命』を読んで、純粋で超まじめな性格の人間がトップになると恐怖政治になると知る。

 
物語 フランス革命―バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで (中公新書)物語 フランス革命―バスチーユ陥落からナポレオン戴冠まで (中公新書)
(2008/09)
安達 正勝

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 ライフネット生命の出口さんの推薦。

 フランス革命は、アメリカ独立戦争と並んで、民主主義の原点だから、勉強する価値はあると思って、お盆に読んでみた。

 いろいろ、しらない情報があったが、一番、がくっときたのは、恐怖政治をひいたロベスピエールは超まじめで純粋で、法治主義を主張していたということ。法律を国会できちんとつくって、それで政府をコントロールするというまじめな思想家が、権力を握ると、かえってブレーキがきかなくなるというのは、事実として厳しく受け止めなければいけない。

 法治主義をとらないことはそれ以前の問題だが、寛容の精神、歴史を俯瞰してバランスをとる常識などが大切だと痛感した次第。

 著者はロベスピエールについてこんな風に述べている。「ロベスピエールは、この地上に正義の社会を建設しようという思いで革命に飛び込み、理想一筋に生きてきた男と言ってよい。ロベスピエールのように理想一筋に生きる人間が国のトップに立てる時代は、歴史上、そうめったにあるものではない。」(位置No. 2416-2418)

 その他、おもしろかった情報。

(1)フランス革命と明治維新の違いとして、もう一点だけ指摘しておきたい。それは、女性に関することである。フランス革命は男だけで行なわれたものではなく、女性が広く参加していた。これは普通の革命史の本を読んだのではよくわからないのだが、女性たちの働きは非常に大きく、女性たちの協力がなければフランス革命は成功しなかっただろうと私は考えている。(位置No. 171-175)

(2)たとえば「国民主権」にしても、私の見るところ、新しい原理が社会に浸透するのに三世代かかるようである。日本で「国民主権」の原則が打ち出されたのは戦後のことだから、今社会を担っている大人の方々は第一世代であり、若い人たちは第二世代にあたる。今の学生諸君の子供が成人に達する頃には、日本も今よりもずっとまともな国になっているのではないか、などと私は考えている。(位置No. 3904-3907)

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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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