P.D.スミス『都市の誕生』を読んで、都市に不可欠な要素を考える。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/08/18

P.D.スミス『都市の誕生』を読んで、都市に不可欠な要素を考える。

都市の誕生: 古代から現代までの世界の都市文化を読む都市の誕生: 古代から現代までの世界の都市文化を読む
(2013/08/13)
P・D・スミス

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 ライフネット生命の出口さんの推薦。

 イギリスの作家で、別に都市計画家ではないよう。少し、日本の黒川紀章がカプセルホテルを考えた、ってそれはカプセル違いでしょ、みたいな間違いがあるので、細かなことは気にせずに大枠の感想。

 古代からギリシャ、ローマ、そして中世、近代と都市が生まれてきて、発達してきた理由を整理すると、

(1)神殿:神様がいることで人が集まり、安心できること

(2)統治機構と軍隊:都市の中の秩序が維持され、戦争に負けず、そして、貨幣、度量衡などの取引の基準、契約などが維持されること

(3)市場(いちば):統治機構ともリンクするが、ものが貨幣を通じて売買され、それぞれに満足と幸福度がますような活発な経済活動が行われること

(4)知の創造と娯楽:図書館とか博物館のような知的な場所と議論、そしてそのまわりで大衆が気分をもりあげる娯楽。

 これが都市が引きつける基本的な機能と魅力だと思う。

 この反面、衛生面や交通渋滞などの問題が生じてくるから、上下水道、道路、公園、鉄道などの公共交通機関などのインフラが必要となってくる。

 今は、世界中で都市に人口が集中してきている。

 なんだか、日本だけ、東京に機能が集中するのがおかしいとか、抑制するとかいっているが、世界全体でみれば、必死に農村戸籍で農村に人民を縛りつけていても都市にどんどん人口が集中してきている。もちろん、アフリカとか発展途上国もそう。

 都市が生活水準を向上し、さらに知的な満足水準をあげる場として、不可欠なことを、世界全体の動きをみて考えよう。

 都市の歴史と都市化の大きな世界的動きをざっとおさらいするにはとってもいい本。

 都市の本って、だいたいウォッチしているのだが、出口さんに教えてもらうまでしりませんでした。著者が都市計画関係でないので、アマゾンで推薦されなかったのかも。

 大学の学部生が最初に読む本として最適な感じがするな。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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