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2014/08/20

エルファディング・スザンネほか『シェアする道路』を読み直して、ヨーロッパでさかんなシェアド・スペースが本当に効果があるのかわからなかった。

シェアする道路―ドイツの活力ある地域づくり戦略シェアする道路―ドイツの活力ある地域づくり戦略
(2012/04)
ズザンネ エルファディング、卯月 盛夫 他

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 この本は二度目。2年ほど前に一度読んで、制度面、特に、道路管理者と警察権限のところを中心にコメントした。http://shoji1217.blog52.fc2.com/blog-entry-1025.html

 再度読んでみて、EUの中で進んでいるシェアド・スペースという道路交通の考え方がよくわからなくなってきた。

 この本の末尾にある定義によると、シェアド・スペースは「EUのプロジェクト、歩行者と車両がともに使う共同空間を整備し、交通ルールをほとんどなくすことにより交通静穏化を目指す」(p198)とされている。

 本文ではオランダ発祥ということで、要は、自動車と歩行者が対等な空間として位置づけ、交通ルールや標識などもとっぱらって、みんなが慎重になってむしろ、静かで安全な空間ができるということ。

 最初はハンプとかつくるのかと思ったが、本来の趣旨からいうと、自動車を減速させるような仕組みをつくるとかえって自動車を優先する効果を生むので、本当に規制をとっぱらって、ごっちゃごちゃに運用するらしい。舗装とかをアスファルトと煉瓦にわける場合もあるし、なんにも区別しない場合もあるらしい。(p82)

 これって、日本の道路事情になれて、ある程度の幅員、例えば、12mとか16mの2車線の道路をいきなり、歩道をとっぱらって、ところどころ木を植えたりして、自動車も歩行者も自由に移動してください、といったら、かなり混乱する気がするし、かえって事故が増えそうな気がする。

 先日、ランドアバウトを日本でもつくりだして、車が慎重になるので、事故は減るだろうという記事があったが、その時も同様な感じをもった。アメリカなんかは、サークルといっていたが、そこから別の道路に入るのに相当なテクニックがいって、なれないと怖い感じだったし、通常の交差点より、自動車の処理能力も低い感じがした。

 このあたりの道路交通の議論、つまり規制をなくした方がみんな慎重になって安全になるちう議論は、かなり日本の交通学会などでも、通説になっているのでしょうか。

 アドバイスお願いします。
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佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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