ジェフ・スティベル『ブレークポイント』を読んで、日本語の副題のウェブが過成長により内部崩壊、言い過ぎ。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/09/02

ジェフ・スティベル『ブレークポイント』を読んで、日本語の副題のウェブが過成長により内部崩壊、言い過ぎ。


ブレークポイント ウェブは過成長により内部崩壊する (EPUB選書)ブレークポイント ウェブは過成長により内部崩壊する (EPUB選書)
(2014/08/08)
ジェフ・スティベル

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 著者は、IT企業の社長さんらしい。HONZの推薦。

 インターネットのWWWと、脳のネットワーク、アリの組織の類似性を分析。

 まず、アリは、匂いで組織のネットワークをつくって、巧妙な建築物をつくったりする。しかし、一定の規模に達すると、それ以上にはならずに、むしろ巣分けをして、効率的な規模を維持する。

 脳も、幼児段階の方が大量のシナプスがあるが、むしろ成人段階では効率的に機能するよう、無駄なシナプスは消滅する。

 それと同じように、WWWは、すでに、一定の均衡点を過ぎていて、これからうまく各企業が生き残らないと、離島に離した山羊のように絶滅するけど、多分、一定の均衡点まで登り切ったSNSなどは、顧客を取り込んだ独占企業体になって、少しずつ有料ビジネスに転換していくはず。

 フェイスブックについても、著者は、現在の利用者の減少は自然なことで、フェイスブックは一定の均衡点を維持していくと見ている。

 また、携帯のアプリもWWWを経由せずに、直接、HPにジャンプするので、WWWの負荷を軽減するのに役立っている。

 後半の、脳とインターネットの類似性は、身体障害者の脳にチップを埋め込んで、脳波でからだを動かす実験がすでにはじまっているなど、興味深いが、本当にインターネットと脳が一体化するかについては、要注意。

 参考文献では、年齢を重ねると意思決定やひらめきが増えるという『老いて賢くなる脳』(NHK出版)は、本当そうならいいなと思って書き留めます。

 いずれにしても、ちょっと極論だけど、アメリカのIT企業のトップはここまで考えている、妄想を持っている、それが米国でも波紋を喚んでいるという事実は押さえたい。
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佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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