『歴史的遺産の保存・活用とまちづくり』を読んで、この本以降の制度の深化のフォローが必要と認識。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/09/12

『歴史的遺産の保存・活用とまちづくり』を読んで、この本以降の制度の深化のフォローが必要と認識。


歴史的遺産の保存・活用とまちづくり歴史的遺産の保存・活用とまちづくり
(2006/03/30)
大河 直躬、梅津 章子 他

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 景観法までしかフォローされていないので、景観法の実際の運用とか、歴史まちづくり法の運用を確認する必要がある。

 ちょっと古い本だが、歴史的貴重な建築物の保存、利活用の事例及び制度の運用上の課題についてのおさらい。

(1)利活用の事例としては、コミュニティ施設や多目的施設など、従来型の公共建築物利用が多い(p134)が、これらの施設利用は、住民の満足度に比べて費用がかかるため、今後進むとは思いにくい。古民家の簡易宿泊施設とか、もう少し稼げる施設への利活用と、それを阻む、例えば、旅館業法とか食品衛生法などの運用上の課題を整理していきたい。

(2)建築基準法の用途変更による確認を逃れるため、100平方メートル以下にするといった、裏道を駆使しているとの指摘あり。(p154)建築基準法の防火の規定とか耐震規定に合致しない場合もあるし、改修すると、歴史的雰囲気を壊す可能性もある。この点については、技術側の対応(当然、文化財保護法での適用除害にならない程度の歴史的建築物が前提とすれば、耐火構造にして、外壁をお化粧するという手もある)と、制度面の対応の可能性と両方の検討が必要と思う。

(3)景観法に基づいて、建築基準法を緩和する規定について、運用の状況を確認する必要あり。(p207)

 なお、歴史的建築物の利活用で、ファサードだけを残すのは、欧米では否定的との記述あり。(p168)

 以上、歴史的建築物の保存・利活用についての備忘メモ。
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佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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