イザベラ・バード『朝鮮紀行』を読んで、日清戦争前後の朝鮮は独立のチャンスを生かせず、外国に頼らないといけない状況としる。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
pagetop

2014/09/16

イザベラ・バード『朝鮮紀行』を読んで、日清戦争前後の朝鮮は独立のチャンスを生かせず、外国に頼らないといけない状況としる。


朝鮮紀行〜英国婦人の見た李朝末期 (講談社学術文庫)朝鮮紀行〜英国婦人の見た李朝末期 (講談社学術文庫)
(1998/08/10)
イザベラ・バード

商品詳細を見る


 イザベラ・バードは明治初期に日本を旅行してまとめた「日本奥地紀行」が有名。

 この本は、日清戦争直前から、朝鮮国王がロシア公使館に逃げた1896年あたりの朝鮮の状況、自分の足で歩いた当時の朝鮮の状況を、イギリス人旅行者の観点から見ているという点で貴重な資料。

(1)両班階級を中心とした官僚制度の腐敗、売官状況、外国人旅行者に対する不親切な官僚の対応など、朝鮮官僚に対する批判的な記述が多いこと。

(2)当時の朝鮮人民のやる気のない、統制のとれない国民性と、国王の専制的な考え方などから、朝鮮は外国政府の指導が必要で、単独では独立を維持できないと分析していること。(p563,569)

(3)日清戦争前の三浦梧楼氏の閔氏殺害には筆者は極めて否定的ながら、日清戦争後の日本政府の改革方針については、合理的なものと評価。しかし、性急すぎたと分析。(p566)

 この本は、今の韓国国民にとっては耳の痛い話ばかりだと思うが、日本人でもロシア人でもない、イギリス人が当時の朝鮮の状況をどうみていたか、という点の情報は貴重なものだろう。

 ライフネット生命の出口さんの推薦。
スポンサーサイト
pagetop

コメントの投稿

非公開コメント

pagetop
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
電力使用状況&電気予報
プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。