原武史『知の訓練』を読んで、てっちゃんで、都市計画と政治学の両方に詳しい政治学者の講義録。好著。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/09/23

原武史『知の訓練』を読んで、てっちゃんで、都市計画と政治学の両方に詳しい政治学者の講義録。好著。


知の訓練 日本にとって政治とは何か (新潮新書)知の訓練 日本にとって政治とは何か (新潮新書)
(2014/07/17)
原武史

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 原武史さんは、鉄ちゃんで、都市計画も詳しい政治学者。自分のような鉄道などの公共交通と都市計画が好きな役人と思考が通じるようで、すでに原さんの本を八冊も読んでいる。リストは以下のとおり。
http://shoji1217.blog52.fc2.com/?q=%E5%8E%9F%E6%AD%A6%E5%8F%B2&page=1
http://shoji1217.blog52.fc2.com/?q=%E5%8E%9F%E6%AD%A6%E5%8F%B2&page=0

 この本は、これらの本のそれぞれのエッセンスをわかりやすく大学の学部生に先生が語っていて、読みやすく、かつ、復習にもなる。

 やや、マニヤックな視点だが、自分として面白いなと思った点。

(1)太陽暦がスムーズに日本に浸透した理由として、江戸時代に本居宣長などの国学者が、太陰暦は中国由来であり、西洋由来の太陽暦の方が、天照大神を天皇とする国学思想からしても望ましいと主張していた事実をしてきていること。(p34)

(2)日本では広場という概念が根付かない理由として、いわゆる人がその集まって政治に対し表明するという民主義的な思想が根付いていないことを指摘していること。(p62)

(3)琉球国には政治をつかさどる国王のほかに、祭祀をつかさどる聞得大君(きこえおおぎみ)という女性がいて、折口信夫はこの体制に古代日本の姿を見いだし、神功皇后をイメージしたこと、これから原さんは日本の皇后の政治的な価値を明らかにしていること。(p211)

 これもおもしろい切り口。琉球時代の歴史は勉強してみる価値ありですね。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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