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2014/10/22

小野寺康『広場のデザイン』を読んで、もっと歩行空間と自動車空間が一体化できないのか ?


広場のデザイン―「にぎわい」の都市設計5原則広場のデザイン―「にぎわい」の都市設計5原則
(2014/09)
小野寺 康

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 日本のまちなかに、もっと歩行者が歩きやすく、賑わいのある公共空間ができないかという問題 意識で購入。


かなり実例もでてきている。

まず、筆者のデザインの型。「中央に自由なオープンスペース」「領域性のある空間に閉じる」「主景に対する適切な大きさと形の配置で賑わいが生まれる」「不規則な形で複合的ならなおいい」。

 デザインから入るとこういう感じかなと思う。まわりの建築物の用途や機能との関係性とか一緒に考えるという視点はないのかな。

 西欧の広場の紹介は読んでいて、眺めていて楽しい。微妙に中心がずれていたり、不整形な形、妙に長細い広場など、それはそれで実際ににぎわいを読んでいるから、すごいと思う。

 ちなみに、自分は、ちょっとずれるが、ストックホルムの森の墓地「スクーグスチルコゴーデン」が衝撃的。戦前から墓園設計基準というのがあったけど、もう少し現代人の非宗教的な墓地の在り方といて公園や森林と一体化した墓地設計とか公共側で考える必要があると思う。

 世の中の無縁仏が多数生まれていることを考えると、将来は公園内の一角にまとめて埋葬して森に向かって一礼するような雰囲気の墓園公園があってもいいと思う。先日のNHKクローズアップ現代で確か千葉の公園の事例を紹介していた。

 日本の広場で著者が設計した事例は、先駆的で面白いけど、もう一歩大胆でできないものか?

(1)門司港駅前広場は交通広場が脇に小さく設置されていて真ん前は大きな広場になっているが、日向市の駅前広場は造形的におもしろいオープンスペースが大きいけど、駅の北南とも大きな車回しが占拠している。こんな大きな車回しがいるのかな。仮にいるとしても、歩行者がいる広場空間と一体的な空間として、歩行者のいないスペースにゆっくり車がはいってくるような空間設計ってできないのだろうか。(p176)

(2)出雲大社の参道の神門通りも、白線の少し道路中心線側まで歩道と同じデザインの石を多めにはみ出して歩行者が歩きやすい空間をつくっているけど、全部が歩行者空間で、時々、自動車やバスが歩行者に遠慮しながら通る空間にしたらもっといい空間になると思う。ここも自分で歩いたことがあるけど、ほとんど自動車交通量がないのに自動車の空間がいばっている感じがする。

 道路交通規制法とその運用をしている警察署の指導だと思うので、道路法の道路と都市公園の兼用工作物にして、警察には遠慮ねがって、本当に歩行者が優先しつつ、時々自動車がとおるような、広場的空間を是非、実現したい。

 制度的な課題は自分で整理する。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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