アレクス・カー『ニッポン景観論』を読んで、反省することしきり。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/11/20

アレクス・カー『ニッポン景観論』を読んで、反省することしきり。


ニッポン景観論 (集英社新書)ニッポン景観論 (集英社新書)
(2014/09/17)
アレックス・カー

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 これは都市計画担当者は一度読む必要がある。本当に日本の景観のひどさを写真で鋭く批判している。頭痛い

(1)看板の醜さ。中心市街地とか猥雑さが必要な場所は許せるとしても、神社仏閣など歴史文化のあるところ看板は痛い。日本の屋外広告物法は自らが設置する自家看板を規制できない欠陥がもろでている。

(2)電線の地下埋設費用は行政がだしている、というのは誤解(p26)。むしろ、大部分は電力会社など架線をかけている業者が負担していて、その負担調整ができないから、地下埋設が進まない。ただし、原発事故で経営が痛んでいる電力会社にはこれ以上地下埋設をする余力がないかもしれない。

(3)土木構造物では砂防ダムと擁壁がたくさん指摘されている。砂防ダムは沢筋という自然が豊かなところに設置するので目立つが、土砂災害を防ぐためにやむをえない場合もあるように思う。変にお化粧してタイルとかはってもどうにもならない性格のものだろう。

(4)景観をだめした建築家。門司港の黒川紀章氏のレトロハイマート、出雲大社の社務所、磯崎新氏の奈義町現代美術館。頭が痛い。建築家ってどうしてこういう奇抜なものを建てるのか。本当に地域に全く溶け込んでいない。

(5)国土の大掃除が未来の公共事業になる。(p201)

 自然に戻すことは大切だが、公共事業予算がいつまであることやら。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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