栗原裕一郎『<盗作>の文学史』を読んで、結構、大物作家が盗作を繰り返している。病気かな? - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/11/26

栗原裕一郎『<盗作>の文学史』を読んで、結構、大物作家が盗作を繰り返している。病気かな?


〈盗作〉の文学史〈盗作〉の文学史
(2008/07/01)
栗原 裕一郎

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 休日にレヴィストロースを読んでいて挫折したので、代わりに読んだ本。

 盗作の批判にさらされた作者。

(1)大藪春彦:デビュー作の「野獣死すべし」が「フランク・ケーン」の「特ダネは俺に任せろ」の盗作。

(2)山崎豊子:「花宴」、エーリッヒ・レマルクの「凱旋門」の盗作、「不毛地帯」は自費出版のいまいげんじの「シベリアの歌」からの盗用がある。ちなみに「大地の子」は裁判になったが山崎氏の勝訴。

(3)丹羽文雄「親鸞の再発見」では、仏教研究家の林田茂雄「たくましき親鸞」からの無断引用あり。

(4)NHKの「春の波涛」が山口著の「女優貞奴」の翻案権を侵害しているとの訴訟は、NHKの全面勝訴。

 このあたりの判決の読み方はもうちょっと勉強が必要。要はこの本の説明ではよくわからない。

 まあ、本当に大御所から新人まで盗作ばかり。アイディをどこまで換骨奪胎すれば許されるかという線引きと、特に野フィクションぽい小説はもとの事実を原典に当たっていない場合には、どこかの本からとっているので、そのまま書き写すと無断引用になってします。まあ、正直に引用と書くとか、参考文献にあげて、多大な情報をいただいたとか書けば、事実上は済む話かも知れない。

 自分も論考を書くときには、丁寧に引用や出典をかいているつもりだが注意しよう。

 でも、盗作の事典をつくっちゃう著者の好奇心には脱帽。
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佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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