『NHKスペシャル 自動車革命』を読んで、電気自動車もなんだかガラパゴス化してないか? - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/12/11

『NHKスペシャル 自動車革命』を読んで、電気自動車もなんだかガラパゴス化してないか?


自動車革命―リチウム電池がすべてを変える ( )自動車革命―リチウム電池がすべてを変える ( )
(2011/03/19)
NHK取材班

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 3年ほど前の本。キンドルの日替わりセールで購入。

 日本の自動車産業、電気自動車開発に強い危機感を持った。

(1)日本はリチウム電池でも極めて厳しい安全基準を自ら課して、実験に実験を重ねているが、一方で、中国は日本の技術者をつれてきて、安い電気自動車をどんどん山東省など農村部で販売している。

(2)アメリカはアルゴンヌ国立研究所に中国人技術者をたくさん受け入れて、中国へのリチウム電池市場に食い込もうとしており、技術流出をおそれず、中国と一緒に国際基準をつくろうとしている。

(3)日本はnedoが中心になって、自動車産業や電池産業が各社協力して京都大学でリチウム電池の基礎研究や空気電池など新しい技術開発を行っている。

 NEDOが中心となって全技術者を集めて技術開発っていうのは、第五世代コンピューターとか国策検索システムとか最近失敗ばかり。役所主導で各社集めるという研究手法はもう役立たないのではないか。

 また、日本は安全基準とか自ら厳しくして、高品質、高価格の電気自動車をだしているが、これって、液晶テレビの二の舞ではないか。シャープの亀山モデルとかっているうちに、日本の液晶の5分の1くらいの価格で中国の液晶がちょっと質が落ちるけど入ってきて、席捲されたのと同じ状況の気がする。

 あと、世界中が電気自動車を追い求めている時に、トヨタが燃料電池車を追求しているのも、この本では触れていないが気になる。電気自動車は要は電池とモーターで走るので、トヨタが得意なすりあわせ技術がいならいし、部品数も少ない。燃料電池は燃焼部分があるから、まだすりあわせ技術がいるので、トヨタは強みがあると思っているのだろうが、そもそも水素をつくるのに、CO2をだすか、再生エネルギーで電気で水素をつくらないといけないので、全然クールではないと思う。また、水素スタンドが電気スタンドよりもずっとコストがかかるし安全維持コストがかかると思う。600万円に200万円も補助して燃料電池車を推進するのが本当に税金の使い道としていいのか、よく検証が必要。

 素人的にみると、HONDAは燃料電池車の他に、電気自動車も研究しているようだが、HONDAや日産の電気自動車戦略の方が、自動車産業として残れるかわからないが、世界の潮流にあっている感じがする。

 なんか、電器と同じく、自動車産業もガラパゴス化していないか。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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