テンプル『中国の科学と文明』を読んで、専制君主制はイノベーションをダメにするんだろうな。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/12/14

テンプル『中国の科学と文明』を読んで、専制君主制はイノベーションをダメにするんだろうな。


図説 中国の科学と文明図説 中国の科学と文明
(2008/10)
ロバート テンプル

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 中国で最初に生まれたものを集めた本。

 正直、本当にそうかの検証ができるほど、緻密なものではない。

 でも、こりゃ確実にそうだなと思ったもの。

(1)馬のあぶみ。AD3世紀。まあ、中国というよりも大草原に遊牧民。(p156)

 これがないと、騎士はうまれないし、馬上で戦闘ができない。

(2)磁器。AD1から3世紀。これも中国だよね。

(3)大砲と鉄砲。AD13世紀。火薬も中国だからそうだよね。(p411)

 あと、紙とか印刷もそうだよね。鄭和の大遠征などもあるから、造船技術も発達していたはず。

 なんで、それが中国で進歩せずに、欧州で進歩したかということ。何も解説していないが、専制君主の中国では皇帝のお遊びでしかなくて、皇帝が変わるととたんに廃棄されたりすること、あと戦争道具は、なにせ、欧州は中世、近世は戦争ばっかりしていたから、どんどん吸収したし、改良もしたということだろう。

 日本でも戦国時代は結構鉄砲とか大砲とか最先端だったけど、平和な江戸時代になって戦争がなくなるととたんに、西洋式の技術は廃れてしまったというのも同じことだろう。

 なんとなく、中国、すごい、という趣旨の本だけど、逆に、それがどうして中国で進歩しなかったかを考える方がおもしろい。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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