加茂利男『世界都市』を読んで、世界都市をめぐる議論を整理する。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/12/25

加茂利男『世界都市』を読んで、世界都市をめぐる議論を整理する。


世界都市―「都市再生」の時代の中で世界都市―「都市再生」の時代の中で
(2005/12)
加茂 利男

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 とりたてて感銘をうけた訳ではないが、「世界都市」をめぐる議論が整理されていたので、メモ。

(1)マンフォード『歴史の中の都市』「世界の中心というのは、歴史上初めて人類のあらゆる部族や民族を、協力や交流の共同領域に導くような諸活動の焦点である」(p40)

(2)ホール『世界都市』「第一に世界都市とは最も強大な国の政府や国際機関、主要なビジネス・巨大専門組織、労働組合、雇用者団体、主要産業などの本部のような、国際的な政治経済システムに対するコントロール、統治機能が立地する都市。第二に、世界都市とは、通常世界有数な港湾・空港機能をもち、人と物資の巨大な集散拠点をなしていただけでなく、銀行、保険会社などが集積する金融センター。」(p42)

(3)クニコ・フジタ「東京は産業的なイノベーションの拠点として、また世界的な物財供給=商品輸出源としてその都市機能をトランスナショナル化した世界都市」(p59)

(4)著者の分析、「第一に東京はニューヨークに比較して産業基盤が多様で、都市経済が安定していること、第二に、東京への一極集中が日本経済に高い情報、空間効率をもたらしたこと、第三に、非熟練外国人労働者による都市社会の二極化がしょうじていないこと」(p88)

(5)リチャード・v・ナイト「グローバル社会は一つの支配的センターをもつ都市ヒエラルキーの形をとるとは思えず、むしろ分化した多元的な中心をもつ分権的なシステムとなるのではないか」(p150)

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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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