塩崎賢明『復興災害』を読んで、反省することと今後の課題を頭に入れる。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2014/12/28

塩崎賢明『復興災害』を読んで、反省することと今後の課題を頭に入れる。


復興〈災害〉――阪神・淡路大震災と東日本大震災 (岩波新書)復興〈災害〉――阪神・淡路大震災と東日本大震災 (岩波新書)
(2014/12/20)
塩崎 賢明

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 全体を通じて、指摘についてはもっともだと思うし、関係者として反省をしている。

 塩崎先生の指摘で、きちんと受け止めようと思った点。

(1)伏線的な住宅再建の道をつくり、自力再建のみちをふさがないこと。また、できるだけコミュニティを活かした形で仮設住宅、災害公営住宅を考えること。

(2)ハードの防潮堤とか市街地整備は一つの手段であって、被災者の生活再建と産業再生を復興の第一の目標とすべきこと。日本再生といった他の目的とごっちゃに大規模災害の復興の議論をしないこと。

(3)大規模災害復興法で生活再建関係の規定をおけなかったのは、災害救助法と併せて、財政的な課題を整理できなかったことが背景にある。この点は、被災者支援法、災害救助法と併せて財務とよく議論をつめておき、平時から、財務に対しても財政効率的と説明ができ、被災者の生活再建につながる手法について、準備しておきたい。

(4)防災・復興省のような仕組みは必要だと思う。気象庁とか消防庁、文部科学省の地震・火山研究本部や防災研などはここに一括してあつめて、少なくとも自然災害についての対応を一元化したい。原子力災害については要検討。戦争などの緊急事態対応は別にすべきと考える。是非、学会でも議論してもらいたい。

 なお、塩崎先生は、あまり東日本大震災の部分では指摘していないが、土地区画整理事業、市街地再開発事業という仕組み自体は、人口減少社会の日本の災害復興の手法として、時代遅れではないのか、という問題意識も詰めていきたい。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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