リチャード・ニクソン『指導者とは』を読んで、田崎さんの推薦でこちらの方が読み甲斐あり。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
pagetop

2015/01/01

リチャード・ニクソン『指導者とは』を読んで、田崎さんの推薦でこちらの方が読み甲斐あり。


指導者とは (文春学藝ライブラリー)指導者とは (文春学藝ライブラリー)
(2013/12/18)
リチャード ニクソン

商品詳細を見る


 1982年の本で、内容は古いが、戦後の各国の保守政治家と実際に接触し、交渉したニクソン氏の分析にはひかるものあり。

(1)支持率の行方に盲従する政治家は当選するかもしれないが、偉大な指導者はおろか、よき指導者にもなれないだろう。(p438)

 ケネディに比べて不人気で、ベトナム戦争終結とか金兌換廃止とか不人気な政策を実施したニクソンらしいコメント。

(2)(周恩来に対して)氷冠をいだいた噴火山のような感じだった。(p369)

(3)(アデナウアーの言葉として)二つの椅子の間に座ることはできない。(p255)

(4)(ドゴールの言葉として)戦争に負けたのは二つの国だけだが、実はヨーロッパの全ての国が敗北したのです。(p130)

 このほか、吉田茂はアデナウアーと似ているが、後継者として池田勇人を育てたのは立派とか、フルシチョフとの博覧会でのアメリカ式にキッチンでの前でのニクソンのやりとりなど、よく聞く話題の紹介もあり。

 政治家がきちんと回顧録を書くことができるのは、欧米に共通。日本人の政治家で古典になるような本を書いた人っているかな。戦前だと陸奥宗光の褰褰録とか、あと法律教育を受けたものは、伊藤博文の憲法義解とか思いつくけど、最近の政治家ってあんまりきちんとした本を書いていない気がするな。
スポンサーサイト
pagetop

コメントの投稿

非公開コメント

pagetop
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
電力使用状況&電気予報
プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。