コーエン『大格差』を読んで、論理は必ずしも明確ではないが、なるほどとの指摘あり。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2015/01/18

コーエン『大格差』を読んで、論理は必ずしも明確ではないが、なるほどとの指摘あり。


大格差:機械の知能は仕事と所得をどう変えるか大格差:機械の知能は仕事と所得をどう変えるか
(2014/09/11)
タイラー・コーエン

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 副題のような機械による就業状況の影響が知りたくて買ったが、やや期待はずれ。

 そういうマクロ的な分析の本ではない。

 ところどころなるほどという記述あり。

(1)人間の知能と機械の知能をうまくミックスして使える人材が貴重になる。特にそういう人材は、まじめで正確、長期にわたって安定的な性格の人で、女性に適している。(p40)

(2)技能の低い人はますます職探しに苦労し、そもそも就職市場からドロップアウトしている。(p77)

(3)人間の知能と機械の知能をうまくつかうには、チェスの例を前提にすれば、その課題について人間の方が圧倒的なプロでなくてもいい。(p112)

(4)中国との製品競争にさらされている地域ほど、賃金水準が低く、失業保険の支払いが多い。(p199)

 あたりまえか?

(5)インターネットが及ぼす地域の恩恵は特定の地域に集中し、アメリカでの地域格差を拡大している。(p209)

(6)経済学は実証的な分析が主流となり複雑になるが、かえって社会への影響力を減らしていく。(p266)

(7)所得格差が広がっても、高齢化が進んで保守化するため、アメリカの社会は奇妙にも安定化する。(p300)

 なんだか、どういう論理構成でこういう結論がでてくるのはながれが追い切れないが、おもしろい指摘ではある。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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