猪瀬直樹『二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか』を読んで、初めてなんで二宮金次郎は成功したのか知る。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2015/02/02

猪瀬直樹『二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか』を読んで、初めてなんで二宮金次郎は成功したのか知る。


二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか?―人口減少社会の成長戦略 (文春文庫)二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか?―人口減少社会の成長戦略 (文春文庫)
(2007/08)
猪瀬 直樹

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 ぼくの小学校時代も石かコンクリートづくりの二宮尊徳像があった。

 でも歩きながら勉強したという話以外あまり記憶にない。

 小田原藩の家臣の服部家の経営コンサルタント。

 服部家自体の支出を「分度」といって節約させるとともに、領地の農民の意識改革と借金を低利の資金を提供して借り換えさせて、やる気を出させて、その回収資金をファンドにして、さらに、収益のあがる事業に投資する。

 江戸時代でも、士農工商の枠を取っ払って自由に商いをできた部分では成功したが、小田原家本体や幕府の場合には、経営コンサルタント的な業務に実際に歳出削減までする権限が与えられず、失敗している。

 入ってくるより、たくさん、本来所得をあげない武士階級が消費したら、それは収支が改善するはずがない。

 国債という仕組みは、フランスよりも議会がつよく王へのチェックがきくことからイギリスで発達し、これによって戦費をまかなうことによって、イギリスは覇権国になった。しかし、これには厳しい議会のチェックが前提となっている。

 現在も、アメリカでも厳しい議会チェックで連邦政府の業務が止まりそうになったりするし、ドイツでは財政均衡がドイツ基本法に明記されている。日本はプライマリーバランスというごまかしのきかない指標から、累積債務の対GDP比という、わかりにくい、インフレとかで簡単に比率がかわる指標に変えたが、それが分度を破る趣旨ではないことを祈りたい。
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佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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