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2015/02/03

ロビン・ダンバー『友達の数は何人?』を読んで、ダンバー数という議論を知る。


友達の数は何人?―ダンバー数とつながりの進化心理学友達の数は何人?―ダンバー数とつながりの進化心理学
(2011/07)
ロビン ダンバー

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 橘玲さんの本で引用されていたので購入。

 有名なのは、気の置けない友達の数は150人という議論。これをダンバー数という。(p22)

 ビジネスで本部制をひかない限度は150人とか、軍隊の中隊が150人とか、実証的データもある。自分の人事をやっていたとき、一期15人で10期ぐらいを担当して、その上のグループは上の課長が担当するなど、分けていた。150人ぐらいは顔と名前と評価がわかる限度というのは実感にある。

 笑い、音楽、宗教が、エンドルフィンを分泌させ、団結心を涵養して、人類に進歩につながるという指摘も、一応、ホルモン分析の実証結果もあるようなので、説得力あり。

 地域活動とか、地域共同体の涵養とか考えると、意外と、楽しくて笑いがあって、みんなで歌をうたうという関係が人間の進歩の中でしみついているのかもしれない。宗教団体の組織力、共同体意識も強いことは、特に新興宗教をみているとつくづく思う。

 その他、進化生物学の観点から、ネアンデルタール人の肌は白人と同じくメラニン色素を押さえるmcIrという遺伝子がみつかったので、白いことが証明されたとか、人間の赤ん坊はほかのほ乳類、類人猿に比べて約1年早く生まれている(これは自分が高校の時の生物の授業で習った)とか、言語は、一種の遠隔的なけづくろい、とか雑学的な知識も満載。

 しかし、やはり、顔見知りは150人、地域共同体の涵養は笑いと歌と宗教という発見はなんか貴重な感じがする。
 
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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