ちきりん『マーケット感覚を身につけよう』を読んで、やっぱりマーケット感覚が一番ないのは公務員だなと反省。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2015/02/27

ちきりん『マーケット感覚を身につけよう』を読んで、やっぱりマーケット感覚が一番ないのは公務員だなと反省。


マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法
(2015/02/20)
ちきりん

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 ちきりんさんは、ブロガーで市場に明るい人。素性は不明ながら、出す本はわかりやすい。

 要は、論理的思考と市場感覚の両方でものごとを考えようということ。

 特に市場感覚、マーケット感覚というのは、結局、市場でどう評価されるか、市場でどの程度の価値があるものと考えられるか、という視点をきちんともつことと、目的を実現するためには、規制手法よりも市場メカニズムを使う方がうまくいくことが多いということ。

 以下、おもしろいと思った点の引用。

(1)位置No. 192-193
実は世の中の大半の問題は、ひとつの手法を使って考え続けるより、論理的な思考とマーケット感覚という、ふたつのアプローチで両側から考えたほうが、圧倒的に早く、現実的で豊かな解に到達できます。

(2)位置No. 522-524
日本は他の先進国と比べて、非市場的な制度(=権威を持つお上が規制を作り、一般の人を守ってくれる制度)を好む人の多い国です。しかしネットを利用する機会が増えると、世界標準での規制のほうが、合理的だと考える人も増えてきます。
(3)位置No. 651-652
市場化が進む社会で高く売れるのは、「よい商品」ではなく、「需要に比べて供給が少ない商品」なのです。

(4)位置No. 739-741
自分が勉強している間に、その仕事に対する需要の大きさが変わってしまうかもしれないのだから、ひとつの分野にこだわり続けるより、需要が増える分野を見極め、伸びている分野にすばやく移動することのほうが、よほど有用な場合も多いのです。

(5)位置No. 1738-1742
何かあるたびに「規制を強化すべきだ!」と叫ぶ人を見ると、私は心底ぞっとします。そんな人ばかりになってしまったら、罰則だらけの息苦しい規制社会に向かうだけです。問題があれば、まずは人間のインセンティブシステムを利用してなんとかできないか、考えるべきなのです。そうすれば嬉々として、問題を解決する人が現れるのですから。

(6)位置No. 1925-1927
日本人はよく、「シリコンバレーは失敗に寛容だが、日本社会は失敗した人を許さない」と言いますが、この理解は完全に間違っています。シリコンバレーは失敗に寛容なのではなく、「失敗経験のない人など、まったく評価しない」のです。

(7)位置No. 2074-2076
市場性の高い場所とは、需要者と供給者が価値を交換する現場や、人間のインセンティブシステムが直接的に働く場所、組織的な意思決定ではなく、市場的な意思決定方法が採用されている環境のことです。

(8)位置No. 2159-2162
学校が提供する価値には、最先端の知識や知見に加え、学位(卒業証書)、価値ある同窓生とのネットワーク、極めて容易に社会の信頼が得られる「学生という立場」など、さまざまなものが含まれます。アジアからの留学生にとっては、日本に滞在できる権利(学生ビザ)や、日本企業へのアクセスも大きな価値でしょう。

(9)位置No. 2174-2177
反対に地方では、潜在的な価値がゴロゴロしているのに、それに気づき、市場化しようという人が足りていません。このため学生時代に都市部でマーケット感覚を鍛えた人が、UターンやIターンで戻った地方で何かを始めるというパターンは、構造的に成功しやすいアプローチとなっています。

(10)位置No. 2242-2247
霞が関の官僚が構造改革に積極的に取り組んでいたら、優秀な学生たちは、「これからも日本は官僚がリードしていく国だ」「自分も官僚になって、日本を率いていこう!」と考えます。しかし、自分たちの保身のために担当業界と癒着し、業界と一緒になって抵抗勢力と化していると、学生たちは「今の時代、官僚になるなんてありえない」と理解し、就職希望先を変えてしまいます。「役所が変わらないなら、優秀な学生たちの就職希望先が、外資系企業やベンチャー企業にとって替わられる」のです。

 最後の一節はきついな。霞ヶ関は変われるかな?替わられるかな?
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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