本田幸夫『ロボット革命』を読んで、今なら頑張れば超高齢社会の解決策にロボットがなるかもしれない。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2015/03/01

本田幸夫『ロボット革命』を読んで、今なら頑張れば超高齢社会の解決策にロボットがなるかもしれない。


ロボット革命 なぜグーグルとアマゾンが投資するのか(祥伝社新書)ロボット革命 なぜグーグルとアマゾンが投資するのか(祥伝社新書)
(2014/12/01)
本田幸夫

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 著者は、デンソー、松下などを経験した技術者で現在、大阪工業大学の先生とロボットベンチャー社長を兼ねている。

 日本のロボット技術、産業に対する辛口の批評が続く。

 第一に、日本のロボットは技術から入っているが、技術が実用化に結びつかず、さらに、収益という経営の観点に結びついていないこと。

 第二に、日本は産業用ロボットではかなりのシェアをとったが、人間の生活を支えるサービスロボットの分野では先進的とはいえないこと。このままでは遅れをとりそうなこと。

 第三に、サービスロボットを、とにかく使ってみるという環境が乏しいこと。その例外として、つくば市のセグウェイの公道実験や大阪松下病院での、自立移動薬剤搬送ロボット、ホスピーがある。ルンバと同じ技術は松下でも持っていたが、松下のブランドが傷つくことをおそれて過剰にリスクを心配して製品化できなかった。

 第四に、これからの超高齢社会では、介護や運送、医療などの分野でロボットが活躍できること。ロボットは人の労働需要を奪う可能性があるが、ロボットが奪う分野はそもそも人があまりやりたくない分野であること。

 第五に、生産年齢人口の減少には、移民ではなく、ロボットで対応すべきこと。同時に、ロボットの支えによって75歳ぐらいまで働ける社会をつくること。

 などなど。

 建設現場では一時的に労働力不足になっているが、中長期的に建設需要が大きく伸びることが期待できないのに、若者が建設会社に入ってくるはずもない。もっと自動化ができるように、ロボットを含めて技術開発に力を入れるべきだと思う。技術者である著者が、社会実態を踏まえた提案をしていること自体はとても説得力がある。
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佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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