ドーキンズ『利己的な遺伝子』を読んで、やっぱり最初のころの本をちゃんと読まないといけないなと思う。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2015/03/08

ドーキンズ『利己的な遺伝子』を読んで、やっぱり最初のころの本をちゃんと読まないといけないなと思う。


利己的な遺伝子 <増補新装版>利己的な遺伝子 <増補新装版>
(2006/05/01)
リチャード・ドーキンス

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 ドーキンズは多作の人なので、「進化とは何か」http://shoji1217.blog52.fc2.com/blog-entry-3138.htmlなど読んでみた。

 なんとなく、フェイスブックに書き込まれた感想などを読んでいて、十分理解できないので、最初に日本で有名になった30年以上まえのこの本を購入して読んでみた。ちなみに、ドーキンズの捕捉とか反論とかがこの本の最後には初版の部分に付け加わっている。

 腑に落ちたこと。

(1)ドーキンズは、要は生物は「遺伝子をのっけたビークル、機械」と思って、遺伝子が自分の遺伝子、またはそれの割合の大きい遺伝子を残そうという「利己性」で生物の進化が説明できることを明確に言い切ったことに特徴がある。要は群れによる淘汰という考え方をできるだけ否定したこと。

(2)みつばちなどで社会的行動、いかにもはりを刺すというような、自殺行為で群れを守る行動でも、自分は遺伝子を残せないときに、4分の3の遺伝子をもつ妹たちを残そうという行動というように、遺伝子の利己性からクリアーに説明したこと。

(3)文化的な形質などをミームと名付けて、この場合には囚人のジレンマでの勝ち残り戦略として、「最初は信頼、背信されたらやりかえす」戦略が一番有効なことを(数学的な証明をもって)明らかにしたこと。この最後の点は、若干、助け合うことへの価値を認めると言う意味では、利他性を説明したとも考えられる。

 あとは、ややわか書きとのところがあって、些細な文章を批判されたことについて、ドーキンズが丁寧に反論している。

 自分への反省としては、最近はやりの進化生物学の本を読むのと併せて、やっぱり社会に衝撃を与えた本、もう古典となっているけど、いつも参照させる本は、要約とかではなくて、その本自体をちゃんと読むことが必要だと痛感した次第。
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佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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