開沼博『はじめての福島学』を読んで、偏見を排して客観的な福島の実情を伝える姿勢に共感を持つ。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2015/03/26

開沼博『はじめての福島学』を読んで、偏見を排して客観的な福島の実情を伝える姿勢に共感を持つ。


はじめての福島学はじめての福島学
(2015/03/01)
開沼 博

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 最近でた本。新聞の書評かなにかで見つけた。

 きちんとデータに基づいて、福島県の人口や農業、産業などの状況を説明していることが重要だし、共感を持つ。意外と今の福島の実態って誤解している人が多いから。

(1)福島の人口減少率は、2010年0.63、2011年、2.02、2012年、1.03、2013年、0.76%とほぼ従前の水準に持ち直している。秋田県の方が人口減少率が高いので、東北というか日本全体の人口減少問題、少子高齢化の問題と同じになっている。(p52)

(2)農業では、コメが2010年全国4位が2012年以降、全国7位に、コメの収穫量も、2010年の44万トンから2011年35万トンへ、それが2013年に38万トンへの持ち直しつつあるが、まだまだ2010年水準までは届かない。(p123)

(3)漁業は福島所在の経営体でみると57%の回復だが、福島県内への水揚げでみると、わずか7%の水準。ほとんど小規模漁業は回復していない。(p242)

(4)福島県の材木生産量は2010年の97.7%と、ほぼ回復している。背景には住宅用資材などの木材需要の増加がある。(p261)

(5)製造業では、事業数や従業員数は2011年以前から減少傾向で、それが引き続き減少。付加価値額などは近年増加傾向に転換。工場立地は2012年以降劇的に回復。(p291)

(6)現在の有効求人倍率は福島県は全国一。保安、建設が多いが、高齢化に伴う介護も求人倍率も高い。(p317)

(7)福島県の合計特殊出生率は、ずっと全国より高かったが、2012年に1.41と全国と同じ水準に低下、しかし、2013年には1.53に増加(2013年の全国は1.43)

 復興の遅れているところ、進んでいるところ、経済状態のでこぼこなどきちんと、データで押さえているので説得力あり。

 自分も機会をみつけて、福島の状況のこの目で見てきたい。
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佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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