ポラニー『大転換』を読んで、ちょっと難解、ファシズムの分析は切れ味良し。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2015/03/31

ポラニー『大転換』を読んで、ちょっと難解、ファシズムの分析は切れ味良し。


[新訳]大転換[新訳]大転換
(2009/06/19)
カール・ポラニー

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 ポラニーは経済人類学をつくったといわれた、オーストリア学派の経済学者。

 ずっと積ん読していたこの本を読んでみた、1944年に発行。

 全体にやや難解というか筋が追いにくい。最後の方のファシズム分析は筆に勢いがある。

(1)金本位制から早く脱却して経済市場と民主主義を維持できたイギリスとアメリカはファシズムから逃れたが、その他の国は金本位制の執着して、民主勢力を決定的に弱体化させたためにファシズムの惨劇を招いた。(p312)

(2)共産主義革命の幻想的な危険はなかったが、労働者階級が破滅的な干渉を強行するだろうという認識が、危機的な時期にファシストの発作となって噴出する潜在的恐怖の源泉だった。(p259)

(3)人類学的にみると、経済学の市場の論理のほかに、血縁関係での「互恵」と、地縁関係での「再配分」という二つの行動原理がある。(p63)

 互恵と再配分という行動原理にもう少し光りを当てると、もう少し暮らしやすい社会になると思う。
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プロフィール

佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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