古瀬奈津子『摂関政治』を読んで、こういう政治などの表舞台の歴史と網野さんの民衆の歴史を両方勉強するとおもしろいなと思う。 - 革新的国家公務員を目指してー自由と民主主義を信じ国益を考えるーAiming at the innovative official

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2012/04/08

古瀬奈津子『摂関政治』を読んで、こういう政治などの表舞台の歴史と網野さんの民衆の歴史を両方勉強するとおもしろいなと思う。

摂関政治〈シリーズ 日本古代史 6〉 (岩波新書)摂関政治〈シリーズ 日本古代史 6〉 (岩波新書)
(2011/12/21)
古瀬 奈津子

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 網野さんの本を読んで、民衆側からの歴史を学んだので、今度は表の教科書のような歴史と思って、岩波新書の『摂関政治』を読んでみた。

 要は、天皇、摂政、関白、貴族などの観点からの歴史で、これをぼくらは学校でまなんで来たんだなと思った。

 それでも新しい知識。

(1)貴族につかえる異色の従者として、牛飼童がある。成年がきても元服せず、「なんとか丸」と名乗る。(p128)

 この記述は、網野さんの本にもあった。動物を扱う、その世話、生死を扱ういうことで、この世と無縁の世界の間にいる人間として分類されており、同じく神と人間の間と考えられていた子供の名前をつけ続ける。
 
 一カ所だけ、網野の歴史史観とつながる部分があった。

(2)1019年の刀伊入寇があった。(p168)

 元寇の前に平安時代にも、女真族が北九州に攻め込んできたという事実を恥ずかしながら初めて知った。

(3)紫式部とか清少納言などの女官文学が盛んになったのは、女官がつかえた中宮が、単に皇子を生む存在だけでなく、政治に深く関与しており、その関係で、女官にも政治がらみの情報が多く入ってきたため。(p105)

 へえ、そうなんだ、という感じ。天皇の母が天皇の代わりに判断していたというのは、摂政関白と同時に、幼帝をおもいのまま、利用していた時代ともいえるね。
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二重権力構造の始まり:摂関政治

摂関政治〈シリーズ 日本古代史 6〉 (岩波新書)作者: 古瀬 奈津子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/12/21メディア: 新書 岩波新書の歴史物。私は専門ではないので、正確性は判断でき

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佐々木晶二

Author:佐々木晶二
現役国家公務員(現在研究休職中)です。
早朝、毎日、一冊以上の読書を目指しています。
今は、平日は、都市計画と東日本大震災関係の本を読んでいます。
休日は、海外情報、古典、歴史など、幅広く教養をつけるための本を読んでいます。

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